妊娠初期 下剤

妊娠初期には特に子宮収縮作用のある下剤に注意する

妊娠初期に下剤を使ってもよいものでしょうか?
または使った場合、胎児への影響はあるのでしょうか?

初期の薬全般の胎児への影響についてですが、胎児の発達段階、
薬物の種類、作用量などによって異なります。

妊娠超初期といわれる受精後20目以前は影響するかしないか(死亡か全く影響無し)
のどちらか、といわれます。このタイミングでの胎児は先天異常への抵抗力がかなり強く、
単に細胞分裂するだけだからです。

最も影響を受けるのは受精後3週〜8週頃。いわゆる妊娠初期と呼ばれる時期。
胎児の体型や器官が発達する時期に入るためです。

ただ、市販薬は特に心配されるものは少ないようです。
心配されるのは、腸への刺激がきっかけで、子宮収縮が起こり、早産、流産の可能性がある点です。
(ダイオウやセンナ、ビサコジル、アロエや、アンゼリカ(ハーブの一種)には子宮収縮作用があります)

服用後に妊娠に気付き、不安であれば医師、薬剤師に相談しましょう。妊婦さんでも安心して使える
薬がありますので、医師に処方してもらい、正しく服用することが大事です。

妊婦さんは便秘になりやすい為、便秘しにくい食事、生活習慣を心がけなるべく薬を服用せず
過ごせるといいですね。

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